小さい頃は 神様がいて
不思議に夢を かなえてくれた
優しい気持ちで目覚めた朝は
大人になっても 奇跡は起こるよ
カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに 包まれたなら きっと
目にうつる すべての事は メッセージ
小さい頃は神様がいて
毎日愛を届けてくれた
心の奥に しまい忘れた
大切な箱 開く時は今
雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに 包まれたなら きっと
目にうつる すべての事は メッセージ
カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに 包まれたなら きっと
目にうつる すべての事は メッセージ
『やさしさに包まれたなら』はリリース当時もヒットしましたが、現在も広く知られるナンバーの一つ。
それというのもこの楽曲がジブリ作品に用いられたからというのがあり、アニメ映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマとして起用されたからです。
同作品では荒井由実の『ルージュの伝言』も使われており、この2曲は映画と共に再びヒットしました。
『魔女の宅急便』制作当時、松任谷由実のコンサートに感銘を受けたプロデューサーの鈴木敏夫が依頼したのが発端で当初は新曲を求めていたのだとか。
しかし当の松任谷由実は台本を読んでも曲のイメージが沸かず、予定の期日を過ぎても制作ができない状態に陥ります。
そこでプロデューサーの鈴木敏夫はこれまでの松任谷由実のナンバーから、『魔女の宅急便』のイメージに合いそうなものを選んだ結果『ルージュの伝言』と『やさしさに包まれたなら』に決定したそうです。
『魔女の宅急便』のラストでふわりと流れる『やさしさに包まれたなら』のイントロは、作風ともしっかりマッチして和みますね。